焼き肉で食べられる牛の肉の部位には様々なものがあります。
よく食べるのはカルビやロース、ホルモンなどですが、珍しいところではサガリという部分があります。
サガリはハラミと同じように牛の横隔膜の近くにある肉で内臓の肉と言うことになりますが、ホルモンのような生っぽさはなく、食べやすい部位です。
ハラミと一緒に扱われることも多いですが、本来はハラミより一頭の牛から取れる量が少なく、稀少部位と言えます。
味はあっさりとして、淡白な味わいで、脂っこくないのでいくらでも食べられると女性にも人気です。
関東ではハラミという呼び方でハラミの中にサガリが含まれていることが多いですが、北海道では逆にサガリという部位として親しまれています。
北海道では豚の肉からでもサガリの部分を使って焼き肉をすることがあり、癖の無いあっさりした味で親しまれています。
焼き肉店でサガリとして区別されていなければハラミを食べるしかありませんが、別々に出しているお店では食べ比べてみることも可能です。